初デート成功の秘訣は、第一印象をよくすることです。
見た目を整えて丁寧なコミュニケーションが取れれば、「いい感じの人だな」と思ってもらうのは簡単。
でも婚活していると、「こういう人は生理的に無理…」という人に出会うこともあります。
自分のダメなところって、気付きにくいんですよね
もしかして私も変な人だと思われてるかも…?
20代の若者ならありのままで魅力的に見えるものですが、大人世代は細かいところまで気を配らなければいけません。
そこでこの記事では、婚活の初デートで好印象を残すためのコツをお伝えしたいと思います。
- 初デートでどうふるまえばよいのか分からない
- 異性が何を基準にOK・NGを判断しているのか知りたい
- 具体的なアドバイスがほしい
第一印象は見た目・しぐさ・話し方で決まる
第一印象を最も左右するのは『清潔感』、次に『しぐさ』や『話し方』が注目されます。
人の印象は出会って10秒で決まるといいますが、確かに新しい出会いがあったとき、話して間もないうちに合うか合わないかを判断していることが多いもの。
第一印象の決定に影響する割合は、次の通りだとされています
- 視覚情報:55%
- 聴覚情報:38%
- 言語情報:7%
これは『メラビアンの法則』というもので、心理学上の第一印象の法則として広く知られています。
視覚情報とは見た目のこと、聴覚情報とは声や話し方のテンポ、言語情報とは会話の内容になります。
この法則によると、会話の内容はわずか7%しか第一印象に影響しません。
そのため初デートでは武勇伝を用意するよりも、見た目の準備や話し方のシミュレーションをしておくことが重要です。
そこでここからは、見た目・しぐさ・話し方のポイントを解説していきたいと思います。
婚活で重要視される見た目のベスト3
「メッセージも電話もほぼ毎日していたのに、デートしたとたん連絡が来なくなった」なんて経験はありませんか?
人間は中身が大事とはいえ、どうしても見た目を受け入れられないこともあります。
いったい何を見られているのか、くわしく確認していきましょう
1位 清潔感
服装はとてもおしゃれなのに髪がボサボサだったり、不潔ではなくても野暮ったかったりすると、清潔感なしと判断されます。
カンのよい人はお気づきかもしれませんが、清潔感とは本当に清潔であるかどうかは関係ないんです。
一番気にしておきたいのは、全体がこぎれいにまとまっているかどうか。
アラフォーの婚活では、長いこと恋愛から遠ざかっていた人も少なくありません。
自分の『普通』が出会いの場においての身だしなみとずれていることも多いので、改めて異性にジャッジされる感覚を思い出しておきましょう。
とっても大切なところなので、一応こちらの記事で清潔感チェックをしてみてくださいね
2位 小物を含むファッションセンス
スーツ姿がすてきな同僚がいるんだけど、私服を見たらがっかりしちゃった
こんなことは日常茶飯事。服装が違うだけでがらっと印象が変わるものなんです。
きちんとした服を着るのは、「あなたは私にとって大切な相手です」という意思の表れでもあります。
高級ブランドなど必要ないので、シンプルで品質のよい服をひと揃い用意するのがおすすめ。
財布・時計・靴・バッグなども、古ぼけていないかチェックしてみましょう。
『無理してないのになんかおしゃれ』な人は、異性からも同性からも一目置かれます。
おすすめの婚活服は、こちらの記事で紹介しています
3位 顔立ちやスタイル
見た目の中で最も重要度が低いのは、顔立ちやスタイル。
国立社会保障・人口問題研究所による第16回出生動向基本調査によれば、結婚相手の条件として重視・考慮する割合は次の通りです。
- 1位:人柄
- 2位:家事・育児の能力や姿勢
- 3位:仕事への理解や協力
男性と女性でもまた違うところではあるのですが、婚活では見た目はあまり重視されていません。
そうはいっても第一印象が大きく影響する婚活の現場では、容姿のよしあしで振られてしまうことも多々あるでしょう。
そのため、パっと見できちんと感のある雰囲気に見える程度には、容姿のメンテナンスしておくのが大切。
悪目立ちしてしまうのは顔立ちよりも肥満体形です。
『ぽっちゃり』くらいまで痩せれば、似合う服も増えて婚活の成功率はグッと上がります。
アラフォーだからこそ、健康そうな見た目を目指しましょう!
ここが見られてる!目立つ行動やしぐさ
気を抜いてしまいがちなのが、何気ない振る舞いです。
でも相手から見ると、会話内容以上に気になる部分。
大きく印象が変わる行動やしぐさについて見ていきましょう
相手を待たせない
付き合うまでのデートでは、相手を待たせる行為は控えなければいけません。
待ち合せに遅刻するのはもちろんNG。
どうしても間に合わない事情があるときは、できるだけ早く理由とどのくらい遅れるのかを伝えましょう。
仕事の電話しなきゃって言われて、10分くらい隣で待ってたことある…
メイク直しなのか、長いことトイレに行ってた女性もいたな~
仕事の電話を受けたり、化粧直しで長く席を空けたりするのも印象がよくありません。
待っている時間にどんどんテンションが落ちてしまいます。
自分をよく見せようと小細工するよりも、相手と話したいという態度を見せた方が好印象です。
姿勢を崩さない
若い人でも姿勢が悪いと印象はよくありません。
それをアラフォーがすると、「この人、老けてるな~」と思われてしまいます。
アラフォーの婚活では『若々しさ』が大切な条件の一つなので、これは絶対気を付けておきたいところ。
どんな姿勢がだめなの?
目立つのは、こんな姿勢です!
- 猫背
- 足を組む
- ひじをつく
猫背は歩いていても座っていても見栄えせず、異性との出会いではイメージダウンの大きな原因になります。
他人は指摘しにくい部分なので、自分で気を付けるしかありません。
デスクワークどっぷりの人は『巻き肩』になっていることも多いので、デート中は意識して胸を開く姿勢をキープしましょう。
毎日の習慣に軽い筋トレやストレッチを組み込むと、姿勢改善やダイエットに効果的です
視線は相手の方へ向ける
- スマホや時計を見ない
- 目を見て笑う
- ガン見はダメ
スマホや時計を見ないのは最低限のマナー。
何度も時間を気にしているそぶりが見られると、「つまらないのだろうか?」と心配されてしまいます。
また、誰かに話し掛けたときまったくこちらを見てくれないと、「私と話したくないのかな…」と感じますよね。
恥ずかしくて視線を合わせられないことで、相手に勘違いされてしまっては大変です。
ずっと相手の目を見るのが難しければ、相づちのタイミングで目を見てリアクションしましょう。
相手の話し始め、質問されたとき、話が佳境に入ったときに視線を合わせればOK!
食事はマナーを守る
見た目も条件も人柄もよくても、食べ方が汚いだけで幻滅されることがあります。
初デートで食事する場合は、特に次のような食べ方に注意が必要です。
- 口にものを入れたまましゃべる
- 口を開けてクチャクチャ噛む
- 舌を出して食べ物を迎える
- ひじを付いて食べる
- 箸であちこちつつく
クチャクチャという音も、口の中や咀嚼中の食べ物が見えるのも気持ちワルイ…
付き合った後も指摘しにくいところだよね
心当たりがある人は、普段の食事から食べ方を見直していきましょう。
親しい友人や家族にお願いして、気になる部分を指摘してもらうのもよい方法です。
口に物が入った状態で声を出すのは食事マナーとしてはNGですが、楽しく会話しているとつい笑ってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは手で口元を隠し、口の中に食べ物がなくなってから改めてコメントするようにしましょう!
第一印象を大きく左右する!話し方と声のトーン
改善するのが一番難しいのが『話し方』です。
しかし話し方は第一印象を決める大きな部分となるため、必ず見直しておきたいところでもあります。
次の3つに注意するだけで、だいぶ印象が変わります!
普段より高めのトーンで話す
誰かと話しているとき、興味のある話題には少し高めの声になることとはありませんか?
この、ほんの少し高めの声がデートにはぴったりです。
よくいわれているのが、話し出す最初の音を音階の『ソ』から始めるというもの。
でも、絶対音感を持っていないとどの高さがソなのかわかりませんよね。
そこで、楽に「あー」と発生した音を仮に『ド』として、『ソ』まで上げた音から話し始めてみましょう。
ワントーン高めの声で話すと、「楽しそうに話す人だな」と思ってもらいやすいです
また、声のボリュームも重要。
婚活デートではどんな会話も、周囲に筒抜けのボリュームで話されたくはありません。
かといって、蚊の鳴くような声で話されても、聞き取るのに苦労します。
周囲の状況を考慮して、2人の間でだけはっきり聞き取れるくらいの大きさで話しましょう。
聞き取りやすい速さを意識する
初対面の相手との会話では、一般的に聞き取りやすいとされるスピードを意識します。
早口な人は、『頭がよさそう』『せっかち』『やかましい』という印象を与えがち。
反対に話すのが遅いと、『おっとり』『頼りない』『じれったい』と思われやすいでしょう。
でも、どのくらいのペースがいいのか分からないよ
そんなときは、ニュースやナレーションをお手本にするといいかも!
理想のペースは1分間に300文字。NHKのアナウンサーはこのスピードで話しているそうです。
NHKに限らず、話すプロであるアナウンサーやナレーターの話し方を真似してみると、なんとなく話すペースをつかめます。
デートでいくらか話が弾んできたら、相手のペースに合わせるのを意識するとよいでしょう
ほとよく丁寧な言葉を使う
どこまで敬語で話すかは、それまでのメッセージの進み具合によります。
くだけた口調で話すようになっていたなら、気軽に話しても大丈夫です。
むしろずっと敬語のままでいると、メッセージで築いた関係性をゼロに戻してしまうでしょう。
ただし、最初だけは改めて丁寧なあいさつをするのがおすすめです
メッセージでずっと敬語でいた場合は、しばらくは敬語で話すのが無難。
固い空気が取れてきたら、タメ口を混ぜて様子をみるとよいかもしれません。
相手の口調にもタメ口が混ざるようになったら、だんだんと友だちと話すような言葉に変えていけます。
うまく話す自信がないときは
異性との距離の詰めていく感覚は、実際に誰かと打ち解ける経験を何度も積まないと身に付けにくいでしょう。
婚活を始めたばかりであれば、これまで初対面の異性とデートする経験はあまりなかったはず。
そんなときは恋ラボ
カウンセラーに会話シミュレーションに付き合ってもらって、デート前に好印象な話し方をマスターすることもできますよ!
\ 誰にも知られずアドバイスがもらえる!/