写真と実物が違いすぎる！マッチングアプリ写真詐欺の対処法

マッチングアプリで「写真と違う人が来た！」という経験はありますか？

私はあります。

男性に聞いてみると、女性のほとんどが写真と実物が違うそうです。

では、待ち合わせ場所で「すでに帰りたい…」と思ったら、どうすればよいのでしょうか。

この記事では帰りたくなったときの対処法と、盛りすぎ写真の見抜き方を紹介します。

マッチングアプリで写真詐欺にあった男性の体験談

40代前半の田中さん（仮名）は、ちらほら『いいね』をもらうものの、あまり好みの女性がいませんでした。

でもある日、田中さんから『いいね』を送った清楚系の美女とマッチングできたそうです。

ちょっとカワイイ、お酒を楽しめそうな女性

プロフィールによると、Cさんは普通体形で田中さんより少しだけ背が低め。

暗めの室内写真でしたが、笑顔が優しそうな女性でした。

ほかの人とはなかなかメッセージが続かなかった田中さんですが、Cさんは最初から丁寧で積極的に質問してくれて、会話がスムーズに進みました。

なんとメッセージを始めて2日目には、会う約束を取り付けられたのです。

お互いにお酒が好きだったので、翌日から毎晩のように一緒にグラスを傾けつつ電話をする仲に。

毎日でも話が尽きることなく、「これは付き合える流れでは？」と期待でいっぱいでした。

写真の体形の2倍はある女性が登場

そして迎えたデート当日、かなり張り切って待っていた田中さんの近くに、メッセージで聞いていたのと同じような服装の女性がやってきました。

しかし「まさかな」と思った田中さんは、女性をスルーしてスマホに視線を戻しました。

「まさかな」と思ったのは、その女性が明らかにCさんよりも大きかったから。

チラチラと視線を感じ、なんとなく予想がつきながらも自分からは声をかけなかったそうです。

するとLINEに「私、多分となりにいるんですけど」と連絡が入り、ついに覚悟を決めることになります。

面と向かったCさんは、写真のCさんの体形の軽く2倍はある太め体形でした。

顔も本人のような気がするものの、写真とは明らかに違ったとか。

飲み放題にしておけばよかったと後悔

内心はかなり動揺していたものの、一応予約したお店へ向かった2人。

田中さんはもはや電話でのテンションが思い出せず、まったく話が弾みませんでした。

Cさんも緊張していたのか、最初はまったく盛り上がらなかったそう。

でもお酒が入ってからは気分もほぐれ、田中さんは「とりあえず食事を楽しもう」という気持ちにシフトしました。

ところが、Cさんが予想以上に飲む。

興が乗ってくると田中さんの2倍のペースで飲み始めたのです。

電話で「俺がおごるからさ！」なんて言っていた田中さんは、会計伝票を見て目玉が飛び出たといいます。

マッチングアプリ写真詐欺の男性版に遭遇した体験談

「メイクや加工が分からないなんて、男の人って見る目ないな～」なんて思っていた私も、まんまと写真詐欺にひっかかりました。

というか、わりと実物と違う男性がいます。

イケメン俳優似の男性とマッチング

私は基本的にプロフィール文を吟味してマッチングするタイプ。

だから変な文章が書いてある人はスルーしています。

しかし、Mさんは例外でした。だって、大好きなイケメン俳優・綾野剛に似ていたんです。

自己紹介文と同じくメッセージも超微妙でしたが、イケメンからメッセージが来ているというだけで楽しかったです。

でも、正直メッセージがいまいちな時点で、会ってみたいけれど付き合うイメージは全く浮かんでいませんでした。

待ち合せに現れた男性は…「誰？」

ドキドキの待ち合せ当日、5分前に待ち合せ場所につき、イケメンの登場を待つことにしました。

しかし車を降りた私にさっそうと近づいてくる男性が1人。

「アヤメさんですか？Mです～」そう言う男性には、写真の面影の欠片もありません。

シュっとしていたはずの輪郭は丸く、いうなれば下ぶくれ。

175cmのはずの身長は、フラットパンプスを履いた167cmの私と同じくらい。

加工した意図を聞き出してみた

メッセージのつまらなさに反して、Mさんはおしゃべりで、とても話しやすい雰囲気の人でした。

とはいえ、別人級の写真を載せている時点で信用に値しないので、もう完全に恋愛対象ではありません。

緊張がすっかり解けたところで、プロフィール写真について突っ込んでみることにしました。

細かく聞いてみたところ、知っていたけれどやっぱりガッツリ盛ってました。

何で加工したのかといえば、「メイン写真で釣らないと男性はマッチングできないから」だそうです。

写真と違う人が来た！デートせずに帰る方法

実物が写真からイメージしていた姿とかけ離れていたら、会った瞬間に帰りたくなる人がほとんどではないでしょうか。

最もよい方法は、大人の対応で1回限りのデートをして帰ることです。

どうしても一緒に食事をしたくないときデートせずに帰るには、次の3つの断り文句がおすすめです。

食事ではなくお茶にする

そのまま帰らせるのが心苦しいときは、手軽に済ませられるカフェに切り替えましょう。

こう言っておけば、15分くらい話した後で先に帰っても問題ありません。

15分の間なら、天気の話やメッセージの話題を繰り返していればあっという間に過ぎてくれます。

ただし、仕事や趣味など個人情報につながりそうな話はしないでおきましょう。

体調不良を理由に帰る

あいさつをしてからこう切り出せば、「ゆっくり休んでください」という流れになります。

言い出すまではかなり勇気がいりますが、お店まで行ってしまう前に言い出すのが重要です。

体調不良をおしてまで、無理にデートに付き合わせようという人はいません。

私も一度だけ、急な体調不良で帰ったことがあります。

事実をそのまま伝えて帰る

逆上されると怖いので、女性にはおすすめできませんが、男性なら使えるでしょう。

あまりにも写真と違うときは、相手もそれを自覚しているはずです。

少なからず傷つけることにはなりますが、誠意を持って伝えれば失礼にはなりません。

逆ギレされたら走って逃げましょう。

【注意】遠くから見て逃げるのは通報対象

遠くから見ただけでもタイプじゃないと分かることもあるでしょう。

でも、容姿を確認するだけして、何も言わずに立ち去るのはいくらなんでも失礼です。

ドタキャンは通報の対象となるため、同じ事を繰り返していると強制的に退会となるかもしれません。

強制退会になると残りの有料期間が利用できなかったり、ほかのマッチング相手と連絡が取れなくなったりとさんざんな目にあう可能性があります。

盛りすぎ写真の特徴と、加工を見抜く方法

写真アプリを使い慣れている人なら、ちょっとした加工はすぐに見抜けます。

顔写真が少なく、次のような特徴があったら、ほぼ加工写真だと思ってよいでしょう。

どアップの写真しかない

プロフィールの写真は、サブ写真まで全てチェックしましょう。

もしメインがほとんど体が移っていない顔だけの写真なら、サブに全身写真があるかどうかがポイント。

もし人物がアップしかなければ、十中八九プロフィールよりも太めの体形に違いありません。

写真アプリは輪郭すらも変え、芸能人のような美形に変身できるんです。

ちなみに、顔の加工ほどではないものの、足長にしたり小顔にしたりスタイルも加工できます。

「斜め45度」のアングル

斜め上45度から撮った写真は、たいていの人が実物より美形に写るアングルです。

目が強調されて見えるため、どんな人でも目が大きく見えます。

また、あごに向かうほどパーツが小さくなるため、鼻は小さく見え、口元のアラは目立ちません。

こういう写真だと、実際に正面から見たときの顔とは全く違った印象になるでしょう。

実年齢より5歳以上年下に見える

プロフ写真が実年齢より5歳以上若く見えたら、写真詐欺を疑ってください。

自分で「私は実年齢より若く見える」と思っている人はたくさんいますが、実際に若く見える人はほとんどいません。

そのため、プロフ写真をリアルな同年代の同性と比べてみるとよいでしょう。

あまりにも年齢の印象が違えば、間違いなく加工されているか、昔の写真が使われています。

写真詐欺を確実に避けるには

絶対に写真詐欺にあいたくないなら、事前にビデオ通話するしかありません。

大手マッチングアプリのほとんどにビデオ通話機能があるので、デート前に容姿を確認できます。

しかし、そうなると今度は「どうやってビデオ通話に誘えばいい？」「嫌がられたらどうする？」なんて悩みが出てくるかもしれません。

事前に容姿を確認できるマッチングアプリを使う

会う前に絶対に容姿を確認したい人には、『コイサポ』がおすすめです。

初回は必ずオンラインデートとなるマッチングアプリで、お互いの都合が合えばマッチング後に即通話が可能。

カメラ越しとはいえ、写真よりも圧倒的に得られる情報量が多いです。

体のラインを隠してもだいたいの体形は分かりますし、清潔感のある格好ができるのかどうかも判断できます。

容姿や話し方が合う人とだけLINE交換できるので、その後のモチベーションが全然違います！