デートのおごり・おごられ問題、いろんなところで論争が繰り広げられていますよね。
「自分の考えが一般的ではないのでは…?」なんて心配になっている人もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、支払いに関する考え方にはかなり個人差があります。
そのため、お目当ての人とうまく付き合っていくためには、その人がどんな考えの持ち主かを数回のデートで見抜くことが肝心です。
そこでこの記事では、支払いに対して男女それぞれがどのように感じているのか、またその対処法をまとめました。
- デート代の正解が分からないアラフォー男女
- ケチだと思われたくない男性
- 毎回おごりはきつい男性
- おごってもらうのが申し訳ない女性
お会計のモダモダが嫌な人には、デート代を節約できる『コイサポ
デート代の支払い方だけで「無理…」と思った体験談
以前マッチングアプリで出会った4歳年上のTさんは、少し照れ屋さんっぽいけれど面白い話をして盛り上げてくれようとする優しい男性。
変に気を遣うこともなく、「よい男性に出会えた!」と思いました。
しかしそのTさん、性格・趣味・価値観などはマッチしていたものの、お金の支払い方でダメなところが見えてしまったんです。
心の狭い私はどうしてもそれを許すことができず、結局お断りしました。
諦めきれない!せめてどうしてなのか教えてほしい
といわれましたが本人には言えなかったので、ここで話してしまいたいと思います
初デートで割り勘分をきっちり徴収
初デートは彼が気になるカフェの予定だったのですが、予約していなかったので入れず近くのファミレスを提案。
お互い場所にこだわりはなかったようで、楽しい会話が続きました。
そしてお会計のとき。
私も彼もランチメニューを一品ずつだったので、合計2,000円弱くらいです。
アプリのプロフィールには『初回デート費用は自分が出す』になっていたものの、一応確認のために自分の分として1,000円札を出しました。すると…
1,000円で大丈夫ですか?
あ、はい、どうも
受け取るではありませんか(別にいいんだけど、私の方がちょっと多く払ってるしね…)。
「この分だと2回目のお誘いはないかな」と思っていたら、その日分かれてすぐにとても熱烈なメッセージが届きました。
気に入ってなさそうだけどおごってくれるという逆パターンはあれど、こういうパターンは初です。
誰にでもすぐおごるより、経済観念がしっかりしていそう!
そう気を取り直して、2回目のデートの約束をしました。
これも受け取るんだ?衝撃の2度目デート
意外に彼の押しが強く、2回目のデートは約束の日より早い平日になりました。
あまり遅くまでいられなかったので、またもや近所のファミレスへ。
私は夕食を済ませていたのでドリンクを頼み、彼は夕食をかねて普通にがっつり食べていました。
そして気になるお会計。
特におごりますともいわれていないので、クレジットカードで支払いを済ませている彼にドリンク代として小銭を渡しました。
すると今回も、
あ、はい、どうも
受け取るんかい!
「まあ、数百円ならおごってくれるものというのも、私の勝手な思い込みだもんね」と、モヤモヤする気持ちをぐっと飲み込みました。
「おごった感」が許せずお断りへ
いよいよ楽しみな3回目の居酒屋デート。
お酒の力もあって、いろいろなことを話します。
彼は料理も手伝い程度はできるし、動物や子どものお世話も大丈夫。
映画やドラマが好きだけどキャンプや軽登山などにも出掛ける、ほどよいインドア&アウトドアの中立派。
しかし…。
最初の3皿で同量を食べるのをギブアップした私が、1,500円飲み放題のお酒をチビチビやる一方、彼はとにかく食べる。
何か頼んだかと思えば、私に聞くでもなく全て平らげる。
料理の半数以上は彼が一人で食べました。そして問題のお会計。
1,1000円だって
いくら払えばいいかな?
うーん、5,000円でいいよ!
…(私そんな食べてないけど)、1,000円も多く払ってもらっていいの?
このくらい俺に出させて!
正気かな?って思いました。
お金を出す・出さないの話ではなく、自分がどれだけの量を食べたのかも把握せず、金額だけで割り勘にしようとするデリカシーのなさがイヤでした。
「結婚して会計が一緒になればいけるか?」とは思ったものの、これ以上好きになれないし尊敬もできそうになかったので、家に帰ってからお断りLINEを入れました。
デートはいつまで男性のおごりにすべき?
デート代は男性のおごりか、割り勘か?という問題は、SNSでは毎度激化している論争ですよね。
でも、正直いってそれは若い世代同士の話。
学生や社会人になりたてでは男女の収入差はそれほどないので、割り勘が当たり前であるべきなのかもしれません。
しかし、アラフォー以降の世代、または年の差恋愛・婚活ではまた話が違うんです。
それでは、アラフォー婚活におけるデート代事情について紹介します
初デートはおごりが正解
婚活、特に男性がアラフォー世代以上であれば、初デート費用は全額おごった方が無難。
アラフォー男性とマッチングしやすい30代後半以降の女性は、男性がエスコートしてくれる青春を過ごしてきたからです。
年が離れた20代~30代前半の相手なら、なおさらおごりじゃないと格好がつきません。
最近になって若い世代を中心に割り勘が当たり前という風潮も出てきましたが、それでも初デート代に限っては『男性のおごりがよい』という意見の方が多く見られます。
結婚相談所でも、初デート費用は男性が支払うのがマナーとされているよ!
おごってもらえないと、「所詮おごる価値のない女なのよね」なんて余計なことを考えてしまうのが女性なので、少なくとも初デートだけは男性の頑張りどころといえるでしょう。
なぜおごらなければいけないのか
おごりがよいといっても、婚活女性が重要視しているのは「タダ飯が食べられるかどうか」ではありません。
一般的に『常識』とされていることを、自分のために行ってくれるのかを見ているのです。
だから、初回デートのカフェ代くらいは、スマートに出してあげることをおすすめします。
割り勘を提案すると、「ケチだなあ」と思われてしまうかも
2回目以降は割り勘にしてもOK
2度目のデート以降は必ずしもおごる必要はありません。
デート代は男性が全額はらうべきと思っている女性は次の通り。
- 20代:約10%
- 30代:約20%
- 40代:約30%
完全に割り勘でいいなら助かるな~
いえいえ、完全に割り勘だとモテない男性になってしまうかも
「おごりではなくても男性が多めに払うべき」と考える女性をプラスすると、結果は次のように変わります。
- 20代:約60%
- 30代:約65%
- 40代:約80%
出典:デート代平均は男性が6,805円、女性が2,612円|デート代実態調査
収入や年齢の差にもよりますが、男女で7:3での割り勘を目安にすると、お互いに無理なく付き合えるのではないでしょうか。
アラフォー世代ではずっとおごりも多い
割り勘を提案しても何も恥ずかしくはありません。
ただし、場合によっては女性にお金を請求するのは考えものです。
例えば、40歳近い男性が20代の女性と付き合った場合や、年収に倍以上の差があるような場合。
収入に差があると、普段使うお店のレベルも外食の頻度も異なります。
自分のおすすめのお店に連れて行って割り勘していると、女性は付き合い自体に負担を感じるようになるでしょう。
自分と相手の差を考えて、安いお店を使ったときだけ出してもらうなどの配慮が必要かもしれません
デートの会計にまつわる少数派男女の心理
デートを重ねていくと、思わぬ異性の対応に驚かされることがあります。
思い込みで相手に不快な思いをさせてしまわないよう、少数派の考えも知っておきましょう。
デート代を全部出してくれる男性の心理
「女性に財布を出させるなんてみっともない」という考え方の男性もいます。
社会的なステータスが高い人に多い傾向です。
こうした男性は女性からお金を受け取ることを恥だと感じるようで、私は以前会計時にお財布を出したときにやんわりと怒られました。
それまではおごってくれる男性は、財布を出そうとする女性との「いいよ、ここは任せて」「ありがとう!」のやりとりを求めていると思っていたので、目から100枚くらいうろこが落ちた出来事です。
こうしたタイプの男性かどうかを見極めるには、お店の外に出てから「半分お支払いします。おいくらでしたか?」と聞くのがおすすめ。
そこで「じゃあ2000円いいですか?」と返ってくるなら割り勘派、「いえ、大丈夫です」と返ってくるならおそらく会計は自分で持ちたい派です。
男性が無理している可能性があるので、2・3回は同じことを試してみましょう
デートでお金を出す女性の心理
絶対女性にお金を出させたくない男性がいる一方で、自分の分は絶対に自分で払いたい女性もいます。
- 対等に付き合いたい
- 好きなように飲食したい
正直おごってもらっても、「お礼、カモン!」みたいな空気感だと「恩着せがましいのがイヤだから、自分で払いたいんだが」と思う女性も多いです。
「牛刺し食べたい…でもおごってくれるから、高いもの頼みにくいな~」みたいなときもあります。
こういうタイプの女性かどうか見抜くには、2回目のデートの会計後に「全部おごりって迷惑ですか?」とストレートに聞いてみるといいです。
もし「ごちそうしてもらえてうれしいです」だったらおごりが正解。
「毎回おごりは申し訳ないから、今度は私がおごりますね」だったら割り勘派の女性かもしれません。
ちなみに、あくまで自分が飲食した分を払いたいだけなので、焼き肉飲みなどで明らかに飲食量が違うときに同額払わされたら怒ります
毎回おごりはきつい!実は女性も…
スマートに会計を持ってくれる男性はすてきです。
でも多くの女性は、毎回無理してまで払ってもらいたいとは思っていません。
ごちそうしてあげたい。でもたくさんデートしたいから、毎回おごりはきついな…
そんなときは、勇気を出して「今月は少しきついんだけど、割り勘お願いしてもいい?」と聞いてみてください。
良識のある女性なら、「もちろんだよ!いつもありがとうね。ここは私が持つよ」と返ってくるはず。
女性の「申し訳ない…」という心理的負担も取り除けるので、よりいっそう2人の仲が深まるでしょう。
全員とはいえないので、自己責任でお試しください…
デート代をおごってもらったときは
男性がおごってくれるのは、「ぜひ付き合いたい!」という下心からかもしれません。
でも、中には「(恋愛になるかは分からないけれど)会ってくれてありがとう」という厚意でおごってくれる男性もいます。
どちらにしろ、その男性が汗水流して稼いだお金を使うわけですから、それなりの感謝を示さなければいけません。
お礼は気持ちを込めることが大切。これまでの経験では次の方法がおすすめです
その場とLINEで重ねてお礼をする
真面目に付き合う女性を探している男性は、外見だけではなく内面の美しさを重視しています。
会計後、お店を出たら毎回かならず「ごちそうさまでした。ありがとうございます」のひと言を伝えましょう。
多く出してくれたときも、お礼は必要です。
その場だけではなく、デート後になるべく早く「今日はごちそうさまでした」とお礼メッセージを送るのがベスト。
感謝を求められるのはウザいですが、してもらったことに感謝する気持ちは大切です。
これから長く付き合って、やがて結婚したいという意思があるのなら、なおさら相手を尊重する気持ちを忘れないように気を付けましょう。
「いつも気持ちのよい女性だな」と思ってもらえれば、結婚相手としての印象もアップします
心ばかりの贈り物を用意する
マッチングアプリや婚活アプリのプロフィールには、『初回デート費用』という項目がありますよね。
私は『デート代は自分が全部払う』となっている男性と会うときは、ちょっとした手土産を用意していました。
500円くらいの、チョコや焼き菓子の詰め合わせです。
あまりこういうことをする女性がいないのか、毎回とても喜んでもらえました。
全額おごりが申し訳ないと思う女性も、せめてものお返しをすることで心が軽くなるでしょう。
おごり派の男性も、プチギフトは快く受け取ってくれるので、よかったら試してみてくださいね
おごりを断るときはさりげなく
女心は難しいとよくいわれますが、正直女性からすると男心は難しくないけれど、めんどくさいものです。
「当然のようにおごられる女性はイヤ」という一方で、おごりを拒否すると「お堅い」「警戒心が強い」と言われてしまう…。
めんどうなら付き合わなければよいのですが、話が合う相手だと断るのがもったいない気もしますよね。
おごりを断るのを嫌がる男性の心理は、自分のメンツを潰されるのが嫌ということ。
角を立てずにおごりを回避したいときは、次のような言葉がおすすめです。
- とても楽しかったから、そのお代として受け取ってください
- もしお付き合いすることになったら、そのときはごちそうしてもらえますか?
こう言って嫌な顔をされたことはありません
おごり・おごられ問題が面倒なときは
男性からすると「気に入らない女性にお金を払いたくないし…」と思うでしょうし、女性からすれば、「会計時にモダモダするのが嫌だなあ」と思うでしょう。
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コイサポの感想はこちらの記事で紹介しています