プロフィールを作成するとき、どんなことに気を付けますか?
「きっちり埋めて、自分の希望も書いた!」という人は、もしかしたら…
これで婚活する気なの…?
なんて思われているかもしれません。
よかれと思って書いたことが、かえって異性を遠ざける結果になっていることもあります。
反対に、表現を少し変えるだけで、ずっと印象のいいプロフィールにすることも可能です。
魅力を最大限に伝えることがマッチングの秘訣だよ!
- マッチング率を上げる自己紹介文の書き方
- 異性がチェックする重要なプロフィール項目
- プロフィールに記載しない方がいい内容
パっと見で好印象なプロフィールとは?
プロフィールページをたずねたとき、「これはないな」とろくに内容を読まずに離脱することがあります。
即座に読む価値なしと判断されるのは、プロフィールに真剣度が感じられないからです。
真剣に婚活している人ほど、見た目以上に人柄や価値観を重視しています。
では、どのような部分で真剣度が判断されるのでしょうか?
プロフィール項目は全て埋める
プロフィール作成画面に行くと、まず「プロフィール項目」という選択式の項目がいくつか出てきます。
年齢・居住地・血液型といったライトな内容から、結婚に対する意思・宗教・子どもの有無といったディープな質問まであります。
体形とか言いたくないな…
たとえこんなふうに思ったとしても、とにかく全部埋めよう!
空欄が多いのは悪印象とまではいかなくても、存在感は間違いなく薄くなってしまうんです。
特に婚活中の女性は写真と同じか、それ以上に文字による情報を重視します。
プロフィールをすみずみまで読んで、「将来どんな生活になるかな」というところまで想像するので、男性は気合いを入れておくのが得策です。
短すぎず長すぎない自己紹介文
自己紹介文は、過不足のない情報を読みやすくまとめることが大切です。
どのくらいの文章量が好みかは人によって違うものの、読みやすい長さってだいたい決まってます。
個人的には300~500文字くらいがちょうどいい
一般的に極端に短すぎ・長すぎな自己紹介文は、あまりウケがよくありません。
スマホで3行ほどしかない自己紹介文は論外です。情報が足りなさすぎて、「遊び目的かな」と思われてしまいます。
とはいえ、何度スクロールしても読み終わらないような、くどい長文もいただけません。
自己紹介文はまず、読みたくなるような文章量を心がけましょう。
【女性向け】重要なプロフィール項目
女性と男性で考え方が割れがちな項目について、おすすめの選択肢を紹介します。
結婚に対する意思を明確に
婚活目的でマッチングアプリを利用している男性でも、結婚に対する意思はそれぞれ異なります。
「条件が合う人を見つけて、1年以内に結婚する!」という人もいれば、「まずはお付き合いして、相性を確かめてから結婚したい」という人もいるでしょう。
短期間で結婚を視野に入れている男性は、かなりシビアに女性を見定めようとしてきます。
「いい人がいれば1年以内には…」なんて中途半端な意思では、すぐ結婚したいイイ男を逃してしまいかねません。
本当に結婚したいなら、最も結婚願望の強い回答にしておくべきです。
反対に、「相性を見極めてから結婚したい」と思っているなら、「いい人がいれば」を強調しておいた方がいいです。
結婚に対する温度差があると、気が合ってもうまくいきにくいよ
結婚後の仕事について
ここは、「結婚後は家に入りたいな」と思っている女性に注意してほしいところです。
キャリアを積んでバリバリ働いている人は読み飛ばしてくださいね
この項目は「相手を尊重する」か「できれば続けたい」で決まりです。
なぜなら、決まった場所で長く仕事を続けている男性はたいてい
- 結婚後は自分の生活圏内に来てほしい
- 自分のお小遣いくらいは稼いでほしい
と思っているからです。
パート+家事をしてほしいって人が多いよね
お会いした男性の中に割とぶっちゃけちゃう人がいたんですが、女性に「掃除得意だし、おいしいご飯を毎日作るよ♪」とアプローチされて引いたそうです。
その男性いわく「ご飯はうれしいけど、養ってもらう気満々で一気にさめた」だそうで…。
その言い方もどうかと思いますが、一般的な男性の本音といったところでしょう。
初回デート費用は「割り勘」か「相談して決める」
自分で飲み食いした分は自分で払う心構えでいましょう。
女性会員の中には、堂々と「男性が払う」としている人もいるそうです。
でもその気持ち、分かります
だって、私たちアラフォー世代が若かった頃は、女性は男性におごってもらえるものだったんですから。
しかし、時代は変わりました。私たちの年齢も変わりました。
「男ならおごって当然でしょ」という態度は、マイナスイメージにしかなりません。
もともと男性側がおごるつもりでいたとしても、「男性が払う」にしている女性を好ましくは思わないでしょう。
たとえ本当はおごってもらいたいと思っていたとしても、謙虚な姿勢を忘れないことが大切です。
体形は正直に
体形について嘘をつくのは、男性にとってはもちろん、婚活女性にとってもなんのメリットもありません。
スリム~普通の体形を好む男性が多いですが、プロフィールと体形が違いすぎると詐欺といわれることも…。
ただマッチングしてメッセージを交わしたいだけならいいかもしれませんが、婚活ならいずれ会うことになります。
私はこれまで1度も「体形は全然違ったけど、実際会ってみたら好きになった」っていう男性の話を聞いたことがありません。
体形はありのまま、が鉄則だね
ふくよかな女性もやり方次第では十分にマッチングできます。
- ぽっちゃり好きのコミュニティに入る
- 清潔感のある身だしなみを徹底する
- ポジティブトークを磨く
私の友人はぽっちゃりよりもふくよかですが、上記のような女性で、10歳年下の男性と結婚しましたよ
【男性向け】重要なプロフィール項目
男性からするとささいなことでも、女性からすれば大問題といった項目があります。
モテやすい答えを知るのと一緒に、考え方もアップデートしていきましょう。
家事・育児への参加は積極的に
自分のスペックが普通ならば、ここは「家事・育児に積極的に参加する」の一択。
最も重要なのは、全体で見たときにおかしなことを言っていないかどうかです。
たとえばほかの項目も合わせて、40代男性がこんな条件だったとしたら…
- 家事・育児は任せたい
- 仕事は続けてほしい
- 実家住み・両親と同居
- 引越しはできない
普通に自立している女性からしてみれば、絶対結婚したくないタイプ。
1個1個はおかしくないんだけどね…
トータルでわがまますぎ
「そんな人いるわけないじゃん」て思うかもしれませんが、40代以降の男性にはゴロゴロいます。
でも、急に収入を増やして妻を養ったり、実家を出たりするのって難しいですよね。
じゃあどこを改善できるかといったら、家事育児への参加です。
家事ができない=生活能力なしと見なされてしまわないよう、家事レベルも上げていきましょう。
年収は証明書を提出しておく
幸せな結婚生活を送るなら、経済力は重要な要素。
即物的に思えるかもしれませんが、婚活女性はまず間違いなく男性の年収をチェックしています。
しかしマッチングアプリでは簡単に嘘のプロフィールを載せられるので、条件のいい女性ほど不安要素がある人を避けようとするでしょう。
そのため、大きなアピールポイントとなる年収は、きちんと証明済みにしておくことをおすすめします。
ほかの男性が「面倒だからやらないこと」をやっておくと、周りより1歩リードできるよ
初回デート費用は「男性のおごり」
付き合っていない女性におごるのに抵抗がある人も多いでしょう。
とはいえ、いい年をした大人の男性が「割り勘」にするのは、ちょっとイメージがよくありません…。
若い女の子でも嫌がる子は多いよ
女性としてはお金を出すのが嫌なんじゃなくて、ケチな人が嫌なんです。
お見合いでも、会計は男性が持つというのが一般的。
気を遣える女性なら、お会計後にお金を払おうとします。
そこで受け取ってもいいし、次も会いたいと思う女性ならスマートにおごるといいでしょう。
カフェデートで出費を抑える方法もあるので、初回デートは「男性のおごり」にしておきましょう。
同居人や家族構成で嘘をつかない
「小さい子どもがいると引かれるかな?」
「親と一緒に住んでるってイメージ悪いかも」
なんて、不利になりそうな情報を隠したくなること、ありますよね。
隠す隠さないが微妙なところなんですが、家族構成で嘘をついたり、言いたくないから回答しなかったりするのは、かなり悪印象です。
マッチングしてメッセージが盛り上がっても、だまされていたと思うと一気に冷めてしまいます。
嘘つく人と結婚なんて考えられない!
介護が必要だとか子どもの世話をしてほしいだとか、そこまで詳しいことは書かなくて大丈夫。
ただ、少なくともプロフィール項目にある内容は誠実に回答しておきましょう。
好感度の高い自己紹介文の書き方
恋活したい人と、真剣な婚活をしたい人だと、自己紹介文の書き方が少し違います。
恋活なら幅広い層にウケのいい文章を書けばいいのですが、生涯のパートナーを選ぶなら、自分と価値観の合う人だけに刺さる文章を書かなければいけません。
その方が対象外の人からのアプローチが減るので、結果として効率よく婚活できます。
同じ価値観を持った人とマッチングするコツは、自分が大切にしたいと思うことを実践できている自己紹介文を書くこと。
例えば、私がマッチングしたいと思うのは、こんな人です。
- 一般常識を持っている
- 相手に寄り添う気持ちがある
- 自分を客観的に見られる
- 興味の方向が似ている
きちんと意識して修正したら、プロフィールから会話が広がることが増えました!
同じような人を探しているなら、私の修正したポイントが役立つのではないかなと思います。
「作文は苦手…どうしよう」という人は、テンプレートも参考にしてみてくださいね。
丁寧でポジティブな内容
まず、口調は「です・ます調」が基本。
自己紹介で砕けすぎていると、
ノリが軽い…ちゃんと社会人できてる?
と思われてしまいかねません。
でも丁寧すぎるのも堅苦しいので、少しカジュアルさを交えます。
肝心の中身は、ポジティブな内容のみにしましょう。
読んでいて気持ちが明るくなるような文章だと、会ってみたいなという気持ちが膨らみます。
書き終わった後に読み直してみよう!
60文字を目安に改行
ぎっしり詰まった文章を見て、「読みにくい…」と思うことはないでしょうか。
仕事ができる人が作るメールや議事録は、読みやすい位置で改行したり、段落でまとめたりしてありますよね。
これは、相手の立場で理解しやすい文章を書こうとしているからです。
ここができていないと
残念な人だなあ…
と思われてしまいます。
読みやすい文章とは、スマホで見るとすれば50~60文字で改行してあり、適切な段落で分かれているものです。
「段落ってどこで分けるの?」という場合は、次に説明する「記載すべき情報」ごとに分けてみましょう。
記載する情報と流れ
自己紹介文には、相手がとりあえず前情報として知りたいことを盛り込んでおく必要があります。
おおまかにいうと次の5項目!
- アプリに登録した理由
- どんな仕事をしているか
- 普段何をして過ごしているのか
- どんな性格なのか
- 結婚相手や恋人とどう過ごしたいか
この5項目についてそれぞれ100文字ずつ書くと、500文字くらいのほどよい文章量になります。
もちろん冒頭には、はじめましてのあいさつも忘れないようにしましょう。
自己紹介文のテンプレート
ここまでの内容を元に書いた、私の自己紹介文(仮)がこちらです
はじめまして。○○に住んでいるアヤメといいます。
プロフィールを見ていただき、ありがとうございます。
真剣に将来を考えられる人と出会いたいと思い、マッチングアプリに登録しました。
【仕事】
○○で美容関係の仕事をしています。忙しい時期を除けば残業はあまりないので、好きなことをマイペースで続けられています。
【趣味】
映画やドラマが好きです。最近は英語の学び直しをしようと思って、オンライン英会話を始めました。アウトドアだと、未経験ですがキャンプに興味があります。
【性格】
いつも笑ってる、誰とでもうまくやれそうと言われますが、本当は少し人見知りかもしれません。恋人とは穏やかな親友同士みたいな関係に憧れます。
まったりした旅行が好きなので、パートナーができたらご飯がおいしいところを探して一緒に旅してみたいです。一緒の空間で別々のことをして過ごせるような、安心できる間柄が理想。
気が合いそうなところがあれば、お気軽に話しかけてください!
少し中身を変えるだけで応用できると思うので、よかったら使ってみてくださいね。
マッチングアプリあるある!ウケの悪いNGプロフィール
異性のプロフィールを読んでいて「ここがちょっと嫌だなあ」と思うことはないでしょうか。
アラフォー世代がプロフィールの自己紹介文でアピールすべきなのは、「優しさ」「明るさ」「謙虚さ」です。
あなたのプロフィールは大丈夫?
嫌悪感を示す言葉
結婚する相手を選ぶなら、絶対譲れないことってありますよね。
でも、「こんな人は嫌」という内容をプロフィールの自己紹介文に書くのはやめておきましょう。
なぜなら、男女ともに大多数が「優しい人」を探しているからです。
プロフィールで嫌な感情を表に出しすぎると、性格がきつそうだと思われて、理想の相手まで遠ざけてしまいかねません。
例えば…
ギャンブル・タバコをする人はご遠慮ください
プロフィール項目でアウトなら返信しなければいいよ
メッセージする気のない人はいいねしないでください
返信がこないのは、メッセージに問題があるのかも…
外見で判断する人は合わないと思います
コンプレックスをこじらせていそう…会話に気を遣うなあ
自分が書いていると気付きにくいですが、嫌悪感を示す言葉は、マイナス方向にとても強いパワーがあります。
理想の人に悪印象を与えないよう、プロフィールにきつい言葉は入れないようにしましょう。
ネガティブ要素は不要
真剣だからこそ、本当の自分を知ってほしいと思うもの。
しかし、プロフィールでネガティブ要素が入っていると、理想の異性とは十中八九マッチングできません。
例えば…
恋人に浮気され、つらい年月を過ごしました
メンヘラっぽい雰囲気が漂ってる…
過去にうつ病を患ったことがありますが、何とか回復して社会生活を送っています
病歴は重要だけど、プロフィールに書かなくてもいいかな
子どもの父親になってくれる人を探しています
いきなりすぎる
プロフィールを見にくる人は、あなたのバックグラウンドも人柄も知らない赤の他人です。
そんな相手に、会ってもいないうちから重たい部分を投げつけてはいけません。
もちろんいずれは話さなければいけない内容もありますが、自己紹介文に載せるとマッチング率を著しく下げてしまいます。
まずは良好な関係を築くところだけに集中しましょう。
「年齢より若く見られます」
仕事関係の人と初めて会ったり、美容院に行ったりすると、「え?すごく若く見えますね!」なんて言われることありますよね。
アラフォー世代になると、めちゃめちゃうれしい言葉。
気分がよくなって、つい鏡を見てしまったり…
でも、会社の人や店員さんの褒め言葉はだいたいお世辞。真に受けるのは危険です。
若く見えるかどうか判断するのはマッチングした相手なので、自分で言ってはいけません。
もちろんアラフォー世代だからこそ、若見えする努力は必要。
褒め言葉に慢心せず、年齢相応の若々しさを保てるように頑張りましょう!
まとめ
マッチングアプリのプロフィールは、相手に興味を持ってもらうための重要な情報です。
プロフィール項目は全て埋め、感じのいい自己紹介文を作り上げましょう。
面倒かもしれませんが、1回書いてしまえばOK。
作文が苦手なら、いいなと思ったプロフィールの真似をしてみるのもおすすめです。
満足のいくプロフィールが書けたら、マッチング率もぐんとアップするかもしれません