マッチングアプリは怖い？やばい男の体験談と安全に利用する4つの秘訣

「マッチングアプリって危険そう…」こんなふうに思っている人、今も結構たくさんいますよね。

わたしもすごく悩みました。でも出会いがないと、結婚どころか恋人もできません。そこで思い切って登録したわけですが、実は何回かは怖い体験もしました。

でもマッチングアプリ自体は別に怖いものじゃありません。ただ安全に使うには少しだけコツがいるので、特に女性は予備知識を入れておいた方がいいでしょう。

私がマッチングアプリを使う際、気をつけていたポイントをお伝えします。

マッチングアプリで怖い思いをすることはある？

このところオンラインでの出会いも珍しくなくなりましたが、マッチングアプリを危ないと感じる人は今も少なくありません。では実際に、危険な目に遭った人はどのくらいいるのでしょうか。

トラブルに遭う確率はゼロではない

2021年に消費者庁が行ったマッチングアプリ調査結果によると、59.7％の女性が「トラブルや困ったことがあった」と回答しています。

約5人に3人がトラブルに遭ったとなると、なかなかの高確率です。確かにわたしも数回困ったことがあるので、マッチングアプリに全くリスクがないとはいえません。

しかしその内容をよく見てみると、トラブルと呼ぶほどのものではないと感じるものも。たとえば…

もともとよく知っている間柄でもない限り、何を経由して出会っても似たようなことは起こります。

マッチングアプリだからといって、身近な出会いに比べて飛び抜けて危険が多いとはいえないでしょう。

参考：マッチングアプリの動向整理

マッチングアプリが怖いといわれる3つの理由

マッチングアプリに潜む危険の多くは、それ以外での男女の出会いとそう変わりません。しかしなかにはマッチングアプリ特有のトラブルもあります。

知り合いに見つかってしまう

マッチングアプリは写真を登録して活動します。はっきりした顔写真を載せておくと、知り合いに見つかってしまうことも…。

アプリ利用者の多くは、『絞り込み検索』を使って会える範囲に住んでいる相手を探します。同僚や知り合いと生活圏がかぶるため、同じアプリを利用していれば見つかる可能性は当然高くなるでしょう。

わたしは周囲に絶対バレたくないので、できる限りの対策をしてアプリを利用しています。今のところ、身バレしたことはありません。

変な人に遭遇してしまう

『変』のタイプにもよりますが、この手のトラブルはちょくちょくあります。でもメッセージの時点でだいたい分かるので、たいした実害はありません。

なかにはこちらが穏やかに対応していても、驚くような暴言や脅迫まがいのメッセージを投げつけてくるケースもあります。しかし運営体制がしっかりしたマッチングアプリには通報機能があるため、ブロックして通報すれば解決です。

ただ、なかにはメッセージだけでもひどく傷ついてしまう女性もいるでしょう。メッセージは開かなければ内容が分からないので、繊細な女性にはマッチングアプリは向かないかもしれません。

サクラや業者に出会うかも

サクラというのは、利用者に課金させるためにマッチングアプリが雇っている人たちのことです。

監視体制が整ったアプリには、サクラはいないといわれています。

女性は無料で利用できるアプリも多く、有料アプリも月額料金を払えばほとんどの機能を使えます。

通常の利用で課金が必要な場面はないので、サクラについては気にすることはないでしょう。

気をつけたいのは、マッチングアプリとは無関係の業者の方です。

人当たりのよいメッセージで会うところまでこぎつけ、実際会ってみたら勧誘を受けるというパターンがあるそうです。

マッチングアプリで遭遇！怖い体験談

私の経験上、最も怖かったエピソードBEST3を発表したいと思います。

たいしたことはないんですが、珍しくない分だけ多くの女性が同じ経験をするかもしれません。

LVEL 1「スクショしちゃった」男

メッセージを何通か重ねて、ようやくHさんにデートに誘われました。

メッセージですごく優しいなと感じた男性です。

「イメージ通りだったら、好きになれそう」とウキウキ気分で出掛けました。

実際に会ったHさんは、目尻の笑いジワが魅力的。

会話もメッセージの印象と変わらない…けど、後から考えると少し人なつっこすぎたかもしれません。

食事も終わってお茶をする頃には緊張もほぐれ、だいぶくだけた雰囲気に。そのときHさんから爆弾が投下されました。

「プロフ写真をスクショしていつも見てるんだ」

この後はもう、ひたすら早く帰りたいと願っていました。

悪意はなかったんでしょうけど、女性がうれしいと思うか気持ち悪いと思うかは諸刃の剣ですね。

なお、プロフィール画面やメッセージのスクショは、多くのマッチングアプリで禁止されています。

LEVEL 2 密室デートで豹変。恐怖の60分間

お相手はスマホ大手キャリアの課長だか部長だかの職についていた、5歳くらい年上のKさん。

メッセージでありがちな、これまでの出会いや容姿にやたら言及するようなこともなく、とても紳士的な印象を抱いていました。

お姿を拝見したときは「ん？」と思ったものの、物腰はメッセージ通り。

食事の間もずっとこちらの話に耳を傾けてくれて、わたしはほとんど心を許していました。

問題が起こったのはその後のこと。

カラオケに行きたいというKさんの提案に乗って、Kさんの車で近くのカラオケBOXへ。

そこでKさんの様子が変わったのです。

なぜかぴったりとわたしの横にくっつくKさん。

離れても離れてもそばに寄ってきます。

あげくの果てに腰に手を回す始末。

なんとかその日は穏やかに解散しましたが、もう2度と会う気にはなりませんでした。

LEVEL 3 SNSで居場所を特定したストーカー

これはわたしではなく、婚活仲間（だと勝手に思ってる）のエステのお姉さん・Aちゃん（仮）の話です。

Aちゃんはアプリで出会った男性RとLINEを交換し、これから仲を深めようと思っていました。

しかし3回デートした後、なかなか時間が取れず間があいてしまったとか。

そんなある日、女性の同僚と恵比寿のレストランに食事に行きました。

食事も終わり同僚とおしゃべりに盛り上がっていたところ、ふいに窓の外から視線を感じたAちゃん。

顔を挙げると窓の外になんとRさんの姿があったんです。

とりあえず普通を装ってRさんと話したところ、RさんはAちゃんのSNSを見て場所を特定したそうです。

しかも異性といることを疑って…。もちろんその後AちゃんがRさんに会うことはありませんでした。

LEVEL 4 まさかのブロック後、デート代請求？

1度目に会ったとき…、いえ、会う約束をした直後から不安を覚えていました。

約束をしたとたん、メッセージの口調がおかしな感じになったからです。

待ち合せに現れた彼は、夕方なのに寝癖付きのボサボサ頭に、襟が丸まったポロシャツ、おまけに猫背…。

始終「ボクみたいなブサメンは…」を繰り返していて、たびたびフォローしなければならず疲労が蓄積。

出会ってから数日、真剣に考えましたが、どうしてももう一度会う気にはなれませんでした。

そこで、できるだけ丁寧にお断りのLINEをしてブロックしたところ…。

マッチングアプリの方にクレームが入っていたんです！

彼いわく…

そうですよね。付き合えなかったら、そう思う男性もいますよね。

しかし、電子マネーで送るのも不可。会うのは危険な気がします。

これ以上連絡を取りたくなかったので、マッチングアプリもブロックしました。

メッセージで分かる避けたい人の特徴

アプリ上でやりとりするのは誰でも何人でもOKです。ただし、メッセージ上でなんとなく危険な感じのする人、もしくは自分とは合わない人を見極めなければいけません。

会ってもいないのにやたら褒める

マッチングして早々に「かわいいよね」「スタイルいいね」などと褒めてきたら要注意。

男性がやたらと褒め言葉を繰り出すのは下心があるからです。

こちらから世間話を振っても、なぜかすぐに恋愛方面の話に戻す傾向にあります。

結婚や本気の恋愛を意識している男性なら、いいなと思った女性ほど慎重に距離を縮めようとするはずです。

仕事や趣味の話をほとんどしてこない人は、十分に警戒しておきましょう。

開いてびっくり。メッセージ連投男

スクロールしてさかのぼらなければいけないほどメッセージを連投している男性は、ストーカーやメンヘラの気質ありです。

「できるだけマメな男性がいい」という女性も多いかもしれません。

ちょっと返信が遅れると「何かあった？」「体調が悪いのかな」といった、彼氏っぽいメッセージを送ってくるのは危険な香りがします。

1度会ったらLINEの通知が驚くほどの数字を表示し、夜中に突然電話が来たこともありました。

よほどフィーリングが合っていない限り、この手の男性とお近づきになるのは避けた方が賢明です。

イケメンで高収入。スペックが高すぎる

ごく普通のアラフォー女性に、モデルばりのイケメンでかなり年下で、高収入な男性からいいねがきたとしたら…？

うれしくなるかもしれませんが、一度冷静になって考えるのが賢明です。

もちろん一般人離れしたきれいな女性や、ハイスペック男性顔負けのキャリアを持つ女性なら何の疑問もありません。

しかし特に目立つ取りえもないアラフォー女性に、将来有望な若い男性が興味を抱くというのは、かなりのレアケースといえます。

万が一、詐欺系の男性だと面白くない結果が待っています。

時間を無駄にしたくないなら、怪しい男性とは距離をおいた方がいいでしょう。

マッチングアプリで安全に出会う4つの秘訣

マッチングアプリには少なからずリスクはあります。にもかかわらず多くの女性が利用しているのは、婚活・恋活に成功した女性がたくさんいるからです。

監視体制の整ったアプリを選ぶ

安全なマッチングアプリには、次のような特徴があります。

• インターネット異性紹介事業の受理番号がある
• 本人確認書類の提出が必須
• 24時間の監視体制がある
• 通報・ブロック機能がある
• 月額料金が明確に設定されている

大手アプリを利用する際は、たいてい運転免許証などによる本人確認を求められます。

より安全に使いたい人は、独身証明書の提出が必要なアプリを選ぶとよいでしょう。

ブロックすれば簡単に連絡を絶てますし、おかなしなメッセージを受け取ったときには通報もできるので安心です。

マッチング後にすぐ会わない

人によってはマッチング後、割と早い段階で会いたいと言ってきます。でも、できればメッセージのやりとりを1～2週間続けるのがおすすめです。

すぐに会う約束をしてしまうと、真剣に出会いを探しているのか遊び目的なのか判断がつきません。

「もう少しメッセージで話しませんか？」と言ったとき、真面目な人ならすんなり納得してくれるはずです。

もしそこで会いたいと急かしたり、メッセージが途絶えたりするようなら、付き合ったとしてもこちらの都合を考えてはくれないでしょう。

個人情報のやりとりはNG

メッセージでどんなに盛り上がっても、プライベートな情報は絶対に教えないようにすべきです。

氏名・電話番号・住所はもちろんですが、勤め先や出身校なども伝える必要はありません。プロフ写真にも、近所の背景が写っているものは避けましょう。

個人を特定されてしまうと危険な目に遭う可能性が高まります。もちろんほとんどの男性は、おかしなことなど考えない普通の人ですが、用心するに越したことはありません。

プロフィールを非公開にする方法も

アプリによっては、プロフィールを非公開にするプライベートモードが利用できます。非公開にした場合は、こちらからいいねした人にしかプロフィールは見られなくなります。

公開した場合は男性側からいいねをもらえますが、希望の条件を満たす男性ばかりとは限りません。

自分から積極的にいいねできる女性なら、自分の情報を開示することなく、好みの男性にだけあぷローチする方が効率的といえるでしょう。

まとめ

マッチングアプリに限らず、安全に出会いを探すなら、きちんと自己防衛することが大切。

運営体制の整ったアプリを使って、しっかりメッセージを重ねてから会うようにすると安心です。

実際に私は何十人と会っていますが、戸惑ったことはあっても、危険といえるほどの出来事には遭ったことがありません。

もし今出会いがほしいと思っているなら、1歩踏み出してみてはいかがでしょうか。